目盛りは水平

所感と備忘録

「我々の青春は強い酒のようなものだから」

Balming Tigerのお酒をテーマにした新曲"Kamehameha"がリリースされて、お酒を一滴も飲まない私も、にこにこしながら繰り返し聞いています。 

 

MVもすごかった。
まずMVティザーとして韓国のお酒のCM風(主演sogumm)が公開されたので、本編はこうじゃないんだろうなぁとは予想してたけど、次に公開された血みどろウォンジンさんの写真で全く分からなくなりました。そして本編は、実に2つのティザー通りでした。 

(MVはスプラッターな展開を含むので、苦手な人は注意してもらいたい。ネタバレになるけど間奏あたりでやって来ます。私はスプラッターが大の苦手なので、画面のサイズを小さくして、極薄の薄目で観ました) 

よく舞台やカメラ前に立つメンバーだけでなく、他のメンバーも登場してて、画面のあっちこっちを観るのも楽しい。


BTのMVはいつも「人間」らしさを際立たせているような気がするのですが、スタイリッシュなYeyoung Kimさんも今回はその仕様になっていてちょっと笑いました。 

 

ただ、日本語訳に気になるところが…。

MVの日本語字幕をONにしてみると、"Krillin"は「クリーリング」、"아이고 언니 밤이 길어"は「夜は短し歩けよ乙女」と訳されています。ドラゴンボールを知らなくて森見登美彦を知っている方が訳されたんだろうか。
さすがに「夜は短し~」は意訳すぎじゃないのかと思ったのですが、もしかしてインスパイアされた曲だったのか?

一度そう考えてしまうと、もう韓国社会の飲み会ではなく不思議な京都の町が浮かんできて、すこし不気味なコーラスも、シンプルな女声で終わるのも、「先生」だとかの日本語が混じるのも、全部そういうことなのではないかと思えてきました。
公演で披露される舞いだって、参加したくなるような怪しさで愉しげだし、先斗町ソングなのか?そうなのか? 

 

そんなドラゴンボール微塵も絡まない勝手な想像を繰り広げたせいで、10月19日のフルアルバムリリースまで、私はBTと共に京都を彷徨うことになりそうです。사양 말고 자 마셔~!